2009年 9月28日
入院前日。
末っ子が乳児院の入所する日です。
生後7か月半です。
施設で生活ペースや離乳食の進み具合などについて話している時に乳児院の院長さんとこどもセンターの担当の人が末っ子の名前を何度も間違ってました。
きっと、もうすぐ入所してくる子の名前なんだろうと推測。
話してる途中で職員さんが末っ子を抱っこして連れて行ってしまいました。
特に泣くこともなくスッと抱っこされて。
不安にさせない為なんだけど、唐突すぎて寂しいよ。
涙が出てきた。
旦那が「お前が頑張らんなあかんのに泣いてどうする」って。
院長さんも「大丈夫ですからお母さん安心して下さい。」
頑張って早く迎えに来るからね!
その日は長女も次女も寂しそうでした。
9月29日 入院初日
長女と次女を学校と保育園へ送り出し病院へ出発。
二人にも寂しい思いをさせることになるなぁ。
長女には入院前にカップ麺の作り方、目玉焼きの作り方、ウインナーの焼き方など教えました。
土曜日は二人でお留守番になります。
入院の受付をして、病室へ。
4人部屋です。
手術日が決まっての入院だと思っていたら違いました。
なんと、未定だと・・・
この日に手術予定だった人も緊急手術が入り延期になったそうです。
看護師さんによると1週間前後の予定とのことですが、緊急手術が入るとまた延びる可能性があるそうです。
有名な病院だからそんなことは日常茶飯事なんでしょうね。
そんなことで、担当医とのお話も今日はできないということで旦那は唖然としてました。
血圧、心電図、採血、レントゲンと検査して、旦那は帰りました。
一人になると色々と考えてしまいます。
末っ子大丈夫かなぁ。
長女、次女は大丈夫かなぁー・・・
持ってきた本を読んだり、売店でクロスワードパズルを買ってきて解いたりして過ごしました。
9月30日 入院二日目
消灯から朝までがすごく長い。
何度目が覚めたか・・・
朝食後にハミガキをしていたらお隣のベッドの方が声をかけてくれました。
今回の入院で3回目の手術、しかも今年は2回目になるそうです。
二人目の出産中に発症したと思うけど陣痛の痛みで気が付かず、その後も分からないまま3人目を出産したそうです。
運が良かったのは三人目のお子さんがたまたま逆子で帝王切開になったそうでそうじゃなかったらどうなってたか分からなかったって。
女性で大動脈解離を発症するのは妊娠後期や出産中が多いそうです。
やっぱり妊娠、出産って体に相当な負担がかかるんですね。
私も奇跡、奇跡と言われましたがこの方も相当な強運の持ち主だと思います。
3人目のお子さんが生後9か月の時に最初の手術をしたと聞き、同じ境遇だと勇気づけられました。
ショックなのは退院後に人見知りで泣かれたという話。
私も覚悟しておかないとな。
「ここの病院は大丈夫だから安心していいよ。何でも聞いて」と励まして下さいました。
すごく心強くなりました。
こういう時って同じ境遇の方の体験談ってとても安心できるんですね。
本当に大丈夫な気がしてきました。
この日は血圧と検温だけで他には何もありませんでした。
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