胸部大動脈置換手術 ICUから個室へ-大動脈解離の記録⑯-

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2010年 10月9日(土)
朝、執刀医の先生が来て「個室へいきましょうか。その方が子供さんも面会できるし。」って。

旦那から土日は移動はないから月曜日くらいに個室へ移動になると聞いていたので、ビックリしました。

ICUの看護師さんにも前日に明日もリハビリ(歯磨きとかベッド脇に立ち上がることとか)頑張ろうねって言われていたから本当に急な話のようです。

そういえば、去年の腹部大動脈置換手術の時には前の日に「明日、移動します。」って言われたように記憶しています。
先生、思い付き???



ICUから個室へ移動

パタパタと準備が終って病棟の看護師さんが迎えにきてくれました。

そして、なんとこの日のお昼から食事がでました。
と言っても、とてもまだまだ食べられる状態ではありません。
空腹も感じません。

午後から旦那と子供たちが面会にきてくれましたが、まだICUにいると思っていたらしく、ビックリしたと言ってました。
でも、子供たちとも久しぶりに会えて良かったです。

この日の夜から少しずつ体調が悪くなります。

気胸、発熱とトラブル続きで不安でいっぱいになる

個室に移動した日の夜からなんだかおかしい。
咳が酷くなってきました。

声の方はかなり出るようになってきてましたが、しゃべろうとすると咳き込み、なかなか止まりません。
体もだるくて、仰向きに寝ると鼓動が響いて苦しい。
胸の上に何か乗っかられてるような重さを感じて、座ってるのが一番ラク。

朝も昼も夜も座ってます。
苦しくて、咳もつらくてTなかなか眠れません。
テレビを見たり、携帯のゲームをして気持ちを紛らわせてました。

何度かレントゲンを撮って、右の肺が気胸になってることが判明。

気胸とは?

胸腔内で気体が肺を圧迫し、肺が外気を取り込めなくなった状態である。
呼吸をしても大きく息が吸えない、激しい運動をすると呼吸ができなくなるなどの呼吸困難、酸素飽和度の低下、頻脈、動悸、咳などが見られる。

発症初期には肩や鎖骨辺りに違和感、胸痛や背中への鈍痛が見られることがあるが、肺の虚脱が完成すると胸痛はむしろ軽減する。

痛みは人によって様々で、全く感じない人もいれば、軽微の気胸で激痛を感じる人もいる。

Wikipediaより引用




ドレナージで処置

執刀医が処置(ドレナージって言ったと思う。)をしましょうと。

胸腔ドレナージとは、局所麻酔をして脇の少し下あたりから胸腔ドレーンを挿入して、持続的にドレーンから空気を体外へ排出する処置法です。

怖くて、怖くて、全身汗だらけになってタオルで顔を覆っていたら看護師さんに「怖いの?」って大笑いされるし、先生は「すごい汗やな。」って結局、ドレナージは中止して「もうちょっと様子みましょか。」って。

しっかり深呼吸をするように、と言われて手術してから深く息を吸うのがしんどいけど、頑張って深呼吸するようにしました。

個室から大部屋へ移動

4人部屋へ移ってからも咳はひどくなるばかりでやっぱり眠れず、夕方になると熱が出ます。
咳も咳止めをもらってもほとんど効かず、酷くなるばかり。

同じ部屋の方に申し訳なくて必死に咳を我慢するけど、抑えられません。
それで、結局ドレナージをすることになりました。

ドレナージをすることになったのはいいんですが、処置はなんと担当医じゃなく別の先生でした。
きっと、また怖がられたら困るからだろうな。

処置をして下さった先生は淡々と「大丈夫ですよ」と針を刺してきました。

私は、その場で差して空気を抜いて終わりだと思っていたら、しばらくは針を刺したままだと聞いて驚きました。
2日ほど着けたままでしたが、ラクになって仰向けで眠れるようになりました。

気胸は治ったのに、やっぱり咳は止まらない。
夕方になると熱が出る。

看護師さんたちは慣れてるから、こちらの不安は分かってくれません。







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