人生5回目の手術を受けてきました。
急性虫垂炎、いわゆる盲腸で緊急手術・入院となった今だから笑える私の体験談を時系列で綴ります。
覚書き、日記という感じで読んでいただけたらと思います。
痛みは突然に、下腹部痛から
最初の痛みはパート中でした。
いつものように作業を行っていましたが、なんだか下腹部が痛い・・
割と下腹部は痛くなるので、この時はいつもに比べるとかなり痛かったのですが「またか。」と気にしてませんでした。
お昼休みになってもまだ痛くて、鎮痛剤を飲んだら少し緩和されました。
生理痛や頭痛持ちだから鎮痛剤は常に持ち歩いています。
痛くなる気配を感じたらすぐに飲むのが習慣になっていて、この時も特に何も考えずに飲み乗り切りました。
自宅に帰ってからも普通に過ごしてましたが、夕飯を作ったあとから異常な寒気が。
体温を測ると微熱でしたが寒さで震えが止まらず。
下腹部痛と高熱と吐き気に苦しむ
熱は上がったり、下がったりで37.2度~38.8度の間をいったりきたり。
さらに下腹部痛と吐き気に苦しみます。
何も食べられませんでしたが、水分だけはなんとか摂るようにしてました。
半年ほど前にもよく似た症状で3週間ほど寝込んだことがあり、この時の診断が腸炎だったので今回も自己判断で腸炎だと思ってました。
3日目あたりに旦那が仕事から帰ってきた気配がしたと思ったら寝室へ階段を上がってくる音が聞こえました。
足音の感じから瞬時にこれは何か言われるな、と察しました。
案の定、次女にこの日も何も食べてないと聞き、
これは、結構きましたね。
ちょうど長女が傍にいて、そんな言い方しなくてもってかばってくれました。
しばらくして、旦那が「うどんと雑炊どっちがいい?」って言うので、食べたくなかったけど要らないと言える雰囲気でもなかったからおうどんを二口ほど食べたらやっぱり吐き気と腹痛が酷くなりました。
お薬を貰おうと診療所へ
翌日、少し動けるようになったから自宅から一番近い診療所へ行きました。
季節がら待合室は患者さんでいっぱいで1時間以上待ってやっと順番が回ってきました。
インフルエンザの検査は陰性。
「胃腸炎でしょう。」ということで痛み止めと吐き気止めを処方してもらいました。
「これで治る、来週からパートに行ける」
そう思ってましたが、2日、3日経っても一向に症状は治まりません。
救急医療センターの救急外来へ
と、思い出し胆石の薬を出してもらおうと医療センターへ行くことにしました。(大動脈解離の病院は隣県で、すぐに行けるところではありません。)
パート中に痛みを感じてから1週間経っていました。
急性虫垂炎発覚、緊急手術
初心受け付けで、症状を話し看護師さんが救急外来へ手配してくれました。
CTとレントゲン、採血に検尿をしました。
血液検査の炎症反応も高いですし、壊死してる可能性が高いのでこのまま帰すわけにはいきません。
外科の先生に診てもらって緊急手術になると思います。
そこから車椅子の乗せられて、別室へ運ばれました。
緊急手術への準備
別室に連れていかれてから、手術部を特定するためにもう一度、今度は造影剤を使ってのCT撮影をしました。
手術の同意書や手続き書類を記入しながら執刀医も来て過去の病歴など問診。
点滴も刺され、術着にも着替えさせられて準備が着々と進んでいきます。
あまりにバタバタしすぎて、自分自身あまり状況が呑み込めず言われるままにしていました。
病室の準備が整い、また車椅子で病棟へ移動。
長女が旦那へ連絡は入れてくれたけれど、手術時間までに間に合うかわからない状況。
次女に電話をして、入院に必要なパジャマなどを用意してくれるよう頼みました。
病室で看護師さんに、化粧を落とすように言われ長女にコンビニでメイク落としを買ってきてもらったり新しい下着を買ってきてもらいました。
看護師さんに申し訳ないので新しい下着に変えたかったんです。
(どうせすぐ脱がされるんだけど・・)
手術にについての説明
手術時間は18時ころからと聞かされていて、旦那が間に合わなければ長女と二人で説明を聞くことになってました。
麻酔科医のお話には間に合わず、長女と聞きました。
執刀医のお話にはなんとか間に合いました。
病状について
・虫垂炎、盲腸が壊死していて癒着している。
・癒着しているおかげで、壊死が進まずに済んで痛みもマシになっている。
(それでも腹膜炎の手前)
・通常は歩ける痛みではない。
手術について
・開腹して状態を見てからどのくらい切除するか等を判断する。
・通常の虫垂炎の手術は20~30分程度で終わるけれど状態により時間がかかる。
・通常の虫垂炎では輸血が必要になることはないけれど、万が一輸血が必要になる場合ある。
・大動脈解離の既往があるので、なるべく血圧を120までに保てるようにする。
というお話があり、CT画像を見ながら、
と、ある事を指摘されました。
このお話は虫垂炎のお話が終わった後に書きたいと思います。
手術まで、一旦病室に戻りました。
旦那は次女と、末っ子のごはんと私の入院準備を取りに一旦帰りました。