急性虫垂炎(盲腸)で緊急手術になったお話 番外編 -偶然映った胸のしこり①ー


急性虫垂炎(盲腸)で緊急手術になったお話の番外編です。

手術前に患部を特定するため、造影剤を入れてCTを撮りました。
その時の画像に偶然映っていたものがありました。

そのお話を綴ります。




盲腸の手術前の執刀医からの説明の時

手術前に執刀医から手術についての説明がありました。

>>>急性虫垂炎(盲腸)で緊急手術になったお話 その1 -初期症状や手術までの経過ー

執刀医
これはちょっと別のことですが…

CT画像をゆっくりスクロールさせながら言いました。

執刀医
子宮筋腫が何個かあって、1個がちょっと大きいけど、婦人科は別でかかってるって言うてたから、そちらで診てもらって。
ここ、ずーっと見ていったらこれが乳腺でこの横に映ってるもの分かりますか?
これ、乳腺やったら繋がってるけど、ここで離れてるんです。しこりかな、と思います。
両胸の同じような場所にあります。


左胸は嚢胞があると言われたことがあるけど、右は・・


執刀医
自分でチェックとかしてなかった?


時々、お風呂で見てたけど・・・


執刀医
分からんかった?


・・うん。


マンモグラフィーの検査はもう7~8年してませんでした。
そろそろ行かなくちゃ、と思いつつどんどん日が過ぎてったのと、もし何かあったらって怖い気持ち。

この時は衝撃も受けたけれど、まだ割と落ち着いていて「あー・・」って感じ。

執刀医
盲腸が落ち着いたら、こっちも診ていきましょう。

盲腸の手術後

そのまま盲腸の手術を終えHCUで麻酔から目が覚めた時、旦那が私に掛けた言葉が、

やっぱり胸のしこりかなり大きいんやって。


私はうなづくことしかできずにいたら、執刀医が慌てて、

執刀医
今は、先にこっち(盲腸)を集中して治してから。


そりゃ、先生もびっくりするよね。
麻酔から目覚めた瞬間にかける言葉ではないよね、普通。




乳腺外科の先生が触診

一般病棟へ移ってから、3日目あたりに執刀医が乳腺外科の先生を連れてきました。
この瞬間、急を要する状態なのかと一気に不安が襲ってきました。

執刀医と乳腺外科の先生が私のベッドの両脇に立って、乳腺外科の先生が両胸を触診。
乳腺外科の先生が無言で、険しい顔に私には見えました。

執刀医が自分でもチェックはしてたけど、分からなかったらしいとの事を話してくれました。

私:「7~8年前に集団検診でマンモグラフィーを受けて、要検査になって嚢胞がいくつかあると言われました。」

乳腺外科医:「その時、エコーはした?」

私:「はい。」

乳腺外科医:「どこで?」

私:「家の近くの診療所」(なんとなく、濁した方がいいような気がしてこう答えた)

執刀医:「家は〇△町やな。」   

乳腺外科医:「〇〇医院?」

私:「はい。」

というやり取りをして、終わり。

〇〇医院?と聞かれたことが私の中では引っかかってました。
というのは、今回の虫垂炎も最初にこの診療所へ行って腸炎と診断されたから。

もしかしたら、あまり評判が良くないのか?
だから自宅から近い診療所はいくつかあるのに、すぐにどこの診療所か分かったのかな・・・

ネット検索は絶対にしない

この日から、不安に支配されていきましたが、絶対に検索はしないと決めてました。
大動脈解離が分かった時、毎日毎日ネットで調べては泣く日々を送り、精神的に追い詰められてかなり痩せました。

まだまだ虫垂炎の術後の痛みも強くてトイレ以外はベッドの上で過ごしてました。
スマホでゲームをしたり、YouTubeで好きなアーティストの動画を見たりドラマの見逃し配信を観て考えないように。

確かめるのが怖い

乳腺外科の先生に触診されてからも、自分では確かめることができませんでした。

そっと、胸に手を当てかけてやめる。
しこりが手に触れるのが怖かった。

まだ確定したわけではないのに、いろんな感情が沸いてきました。

ベッドを起こしてもたれながら「もし確定なら・・・」ということを考えてたらウトウト。
急にポンポンってされ、ハッと目が覚めたら執刀医。

執刀医
掘っ大丈夫?


はい、大丈夫。


執刀医
夜、眠れてない?


う~ん、眠れてるけど目は何回も覚める。


執刀医
胸の検査もちゃんとプログラム組むから。これは一回ちゃんと調べとかなあかん。な。


諭されるように言われました。

自分でもきっとすっごい不安な顔してるんだろうなぁーと思ったから頷いて笑ったら、執刀医も頷いてニッと笑って出て行きました。

はぁ~ 笑顔は癒される。

大動脈解離の手術してもらう病院を探してる時に、セカンドオピニオン、サードオピニオンと受診しました。
どちらの病院も実績があり、手術の症例も多い病院です。

一方は神妙な面持ちで静かに優しく、真摯に説明して下さいました。
もう一方は明るく、そして軽く「うん、うちで手術しよう。」とおっしゃった先生。

私は後者の先生がいる病院に決めました。
その軽さ明るさに救われた気がしたからです。

だから、笑顔は本当にホッとする。

>>>セカンドオピニオン、そしてサードオピニオンへ -大動脈解離の記録⑤-

>>>サードオピニオン、K病院 -大動脈解離の記録⑥-




1週間後に検査

退院が決まり、前日に執刀医が乳腺外科の診察、検査の予定を組んできてくれました。
1週間後です。

退院してからお風呂に入った時に鏡に映る胸は見てましたが、触ることはできず体を洗う時も恐る恐る。

検査日の二日前に乳腺外科の先生がインフルエンザに罹ったから、予約変更して欲しいと連絡がありました。

なんだか検査が延びたことにすごくホッとした。







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする